ぐにゃぐにゃ自在に曲げられる世界初のスマホ「ReFlex」が発表される


まるで紙やビニールのようにグニャグニャと曲げられるスマートフォン「ReFlex」が発表されました。ReFlexは、フルカラー表示可能な液晶ディスプレイが曲げられるだけでなく、曲げることで操作が可能です。

ReFlex: Revolutionary flexible smartphone allows users to feel the buzz by bending their apps ? Human Media Lab
http://www.hml.queensu.ca/blog/reflex

ReFlexを曲げまくっている様子は以下のムービーで確認が可能。画面を曲げることで、まるで実際の本を読むようにページをめくったり、ゲームを操作している様子が収められています。

ReFlex: Revolutionary flexible smartphone allows users to feel the buzz by bending their apps. – YouTube

紙の本をめくるという行為は、読書するにあたって不可欠の行為。この「めくる」という動作が読書という行為を印象づける要因になっているとする見方もあるほど。

それに比べ、ディスプレイを指でスワイプするという電子書籍には、「読書体験」を想起させるものが少ないとも考えられます。

そんな感覚のギャップを埋めることができるかもしれないのが、ReFlexです。このデバイスはLG製のフルカラー720pフレキシブルOLEDタッチスクリーンを採用し、ディスプレイの左右部分にはAndroid 4.4 KitKatを搭載したシステムを内蔵しているとのこと。


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ムービーではReFlexをぐにゃっと曲げると、画面に表示された本のページがぱらぱらとめくれる様子を見ることができるほか、画面の下に表示されているように、同時にクリック音が聞こえるのもわかります。

ReFlexを反対側に曲げると、今度はページが逆向きにめくれます。
reflex

この操作は、ディスプレイの裏側に内蔵された曲げセンサーが動きを感知して制御しているもの。また、指を置く部分には触覚アクチュエーターが内蔵され、ページをめくるタイミングで「カチッ」という触感を伝えることで、ページをめくっている感覚を再現しています。

この操作方法は幅広い応用が可能。以下のように、スマートフォンのゲーム「アングリーバード」では、狙いを定めてゴムを引っ張る動きをReFlexの曲げ具合で操作することが可能。この時、触覚アクチュエーターは「ぎりぎりぎり」というゴムのきしみを再現しており、単なる「クリック音」だけではない複雑な波形にも対応している模様。

Androidとタッチセンサーを搭載しており、もちろん通話も可能とのこと。画面の表面に見えるディスプレイのシワが現段階では気になりますが、これは今後改善されて一般的なレベルのスマートフォンに進化するものと思われます。

このデバイスを開発したのは、カナダ・クイーンズ大学のヒューマン・メディア・ラボの研究チーム。同ラボの責任者で研究を率いたRoel Vertegaal博士はReFlexについて「これは、フレキシブルなスマートフォンによる全く新しい物理的インタラクション(相互作用)を示すものです」と語り、曲げによる操作と触覚アクチュエーターによるフィードバックがもたらすインタラクティブなデバイスの可能性を示す例であることを語っています。


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Vertegaal博士によると、ReFlexは5年以内に一般ユーザーの手に入るようになるとのこと。ややもすると進化のスピードに陰りが見えてきたスマートフォンの新たな技術として普及する日が来るのか、興味深いところです。

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