中国が「トランプ氏が45%の関税をかけるならiPhoneは売れなくなる」と機関誌で牽制


次期アメリカ大統領のトランプ氏は選挙中に、「中国からの輸入品に対して45%の関税をかける」などの経済政策を掲げていました。今後トランプ氏の中国に対する経済政策が実行されるかが注目されているわけですが、中国共産党の機関誌の国際版である「環球時報(Global Times)」で「トランプ氏が中国に対して貿易戦争を仕掛けるならiPhoneの販売台数は減少し、野菜などの輸入を停止する」と、トランプ氏に対する牽制とも取れる記事が投稿されました。

Will Trump start a trade war against China? – Global Times
http://www.globaltimes.cn/content/1017696.shtml

China threatens to end iPhone sales if Trump imposes stiff tariffs | Ars Technica UK
http://arstechnica.co.uk/business/2016/11/china-threatens-end-iphone-sales-if-trump-imposes-stiff-tariffs/

China threatens to cut sales of iPhones and US cars if ‘naive’ Trump pursues trade war | World news | The Guardian
https://www.theguardian.com/world/2016/nov/14/china-threatens-to-cut-sales-of-iphones-and-us-cars-if-naive-trump-pursues-trade-war


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大統領選挙戦中にトランプ氏は「中国が人民元の対ドル市場を不正に低水準に保っている」として、中国を為替操作国として認定し、対抗措置として中国からの輸入品に45%もの関税をかけるという経済政策を主張してきました。

トランプ氏が大統領就任後にこの政策を実行するかどうかは、中国の経済にも大きな影響を与える決定となるわけですが、中国当局の機関誌では「トランプ氏は中国に対して貿易戦争を仕掛けるのか?」という記事の中で、「もし経済政策が実行されれば、中国は報復的アプローチを取るでしょう。飛行機の発注はアメリカのボーイングからヨーロッパのエアバスに置き換えられ、アメリカの自動車とiPhoneの売上は転落し、大豆とトウモロコシの輸入は停止するでしょう」と述べています。

また、「賢明なビジネスマンの経歴を持つトランプ氏はそこまで認識が甘い(naive)人物ではない」とトランプ氏に対しても触れています。なお、2015年末までの中国国内では1億3100万台ものiPhoneが使われていると試算されており、AppleはSamsungやXiaomiなどを押しのけて中国国内でトップレベルのシェアを維持しています。

ちなみにトランプ次期米大統領と中国の習近平国家主席は電話会談を行ったばかりなのですが、習氏は当選の祝意を述べるとともに「協力こそが両国にとって唯一の正しい選択だ。双方は協力を強め、両国経済の発展と世界経済の成長を促進しなければならない」と伝えています。これに対してトランプ氏は「習主席の米中関係の見方に賛同する。中国は偉大で重要な国家であり、その発展の良好な前途を世界が注目している」と話したとのことです。


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http://gigazine.net/news/20161116-china-threaten-trump/

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